比奈森

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2025/07/01(火) 05:46:31|
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　トキって実は１００匹くらいにまで増殖しているらしい話を聞いた。

　今さっき短期バイトのお話をいただいたのですが、「明日の朝から大丈夫？」って言われまして、何しろ時給１１００円という鳥取では超高額バイトなので二つ返事でＯＫしたのですが、よくよく考えたら明日ってHullさんの引っ越しを手伝う予定だったんだ。
　泣く泣く電話し直してお断り。何もピンポイントでかぶることないのに……。

　とりあえずお金が欲しい。身も蓋もないけど隠しようもない事実。
　何でかって言いますと、今さっき虎の穴で通販しちゃいまして……その、お金が。
　しかも今日、メールが届いていて、デミオの新作パーツの宣伝でして、その……どうしても欲しくなってしまいまして……。

　考えてみれば例大祭で買った同人誌を積み上げてみると２３センチ。冬コミのときとあまり変わらない。つまり、全然買えてない。
　もういろいろむちゃくちゃだ。

　そんなわけで京都にいた時の写真をまとめてUPしますよぉ。

　まずはこれ。実家からバスで５分ほど行ったところにある叡山電鉄の南端にある終点。出町柳駅。

この地下には京阪電鉄の駅があり、そこも終点です。
ちょうど結節地なのですね。

　お次は出町柳駅の改札口。いつの間にか自動改札になっております。これには驚いた。弱小私鉄とはいえ町中にあるから自動改札は必須なのかな？
　ちなみに自動改札つきの有人駅は叡山電鉄の中ではこの駅だけです。でもあるだけすごい。
　鳥取駅なんて、JRなのに改札が自動じゃないんですよ？
　考えてみればどんだけしょぼいねん鳥取！

　これが叡山電鉄の車両。７００番台の車両はみんなこんな顔で一両編成。もちろんワンマンカー。
　基本的に比叡山に向かう八瀬線を走るけど、鞍馬線の二軒茶屋や市原とかにも行く。
　これは数年前にカラーチェンジしたバージョンで、旧カラーは緑の細い線に代わってあずき色の太いラインが入っている。新カラーはこのほかにもあるらしい。

　鞍馬から帰るときはこの列車に乗った。
　９００番台の車両。その名も『きらら』。記憶が正しければ比叡山の雲母坂（きららざか）という場所があって、それに由来していると思われ。
　オレンジ色の他に赤色の車両もあってそっちが一号。
　二両編成で観光シーズンは車掌も乗る。

　通勤車両の７００、８００番台とは違って、世にも珍しい観光向け車両。パーミル会に加盟する会社のやることは違うなぁ。
　デザインは近代的で割とカッコイイ。ちょっと調べたら近畿車輛が設計を担当している。納得した。
　この二両編成にしておくにはもったいないデザインが評価され、９８年に鉄道友の会が選定するローレル賞に見事受賞。このオレンジバージョンはその記念に製造された気がする。
　ちなみに小学生だった私がこの車両を校庭のジャングルジムから見たとき、『くの字』をしたパンタグラフに驚いた記憶がある。上の写真にもちらっと見える。

　運転席の写真。この車両はよく見ていないので何とも言えないけど、７００番台は８０キロくらいまでしかスピードメーター表記がない。
　個人的には『電車でD』に登場してほしい車両ナンバーワン。複線ドリフト見てぇ。

　車体横にあるエンブレム。
　そもそも、きららのボディーカラーは鞍馬線の名物である紅葉をイメージしている。それゆえの赤とオレンジ。赤の方も一般的なケバケバしさのある赤とは違い、どこかほんのりとした柔らかい色をしている。

　窓の外に広がる紅葉を観光客に楽しんでもらえるようにと設計された窓は大きく、斜めの天井にも窓があり車内は明るい。

　

　どう考えても通勤には向かない車内スペース。まぁ通勤時間帯でさえ一両ワンマンで事足りるのだから二両編成にすればその辺も何とかなるだろう、と設計者が踏んだのかもしれない。
　なんと言っても窓の外を見るために特化した椅子の配置が素晴らしい。
　実用性皆無と言っても過言ではない。ここまで割り切ってしまうのも、きららの素晴らしいデザインの一つ。

　紅葉シーズンには文句ないスペシャルビューを堪能することが出来るワイドな視界。
　駅に停車するときは、ホームの乗客と視線が合って気まずくなること必至だ（笑）

　修学院駅横にある車両基地にて。

　真ん中のが７００番で両脇にいるのが８００番。
　８００番は６００番の後継車両らしく、二両編成で鞍馬線を往復している。
　しかしときどき思うんだけど、叡山電鉄って路線総距離はそんなに長くないし、っていうか短いし、鞍馬線は二軒茶屋から単線になるっていうのに、車両保有台数とその種類は異常に多い気がするんだ。なんでだろう？　そんなにもうかっているわけでもないだろうに……。

　こちらは旧車両のデナ２１。その運転席部分。
　切り取って鞍馬駅で保存されている。
　幼稚園の頃、こいつに何度か乗った記憶があるけど、客室内がすごくレトロな雰囲気を出していてそのころからすでにいた８００番より好きだった。
　あいにく一両丸々は保存されておらず、客室内部はもううっすらとした記憶に頼るしかない。
　ちなみに６００番もボディーカラーはこれと一緒。最近までいたはずだけど、いつの間にかいなくなった。京阪電車に似た外観だった。

　そんなわけで京都での取材でした。
　まぁ電車の写真ばっかでしたけど（笑）
　とりあえず春に予定している新作の小説は起承転結が割とはっきりしたオムニバス形式を目指しています。そのためいろんなことを調べておかないと、と思うのですが、ネタの溜まり具合があまり芳しくない。「わずかなテーマで、どれだけ掘り下げたものが書けるか」というのがオムニバス形式の醍醐味であり、難しいところでもあるんですが、とりあえず第一話は固まりつつある感じです。

　まぁその辺はのんびりと。

　あと、ありがたいｗｅｂ拍手コメントをいただきました。↓

　2010年03月20日11:10
＞希求～the Starlight Seekerの歌詞、原作の切ないストーリーに忠実で凄く良かったです。ムラサの心情が上手く描かれていて秀逸だと思いました。

　ありがとうございます。村紗は星蓮船一のお気に入りキャラでしたので、彼女の内面描写には徹底的にこだわったつもりです。推敲に関しても一人ではやらず、Hullさんの貴重な時間をいただいてゲシュタルトが崩壊するまで粘りました（笑）
　一応言っておくと、原作忠実というスタンスは意識していません。むしろ二次創作としての脳内妄想を重視したつもりです。その結果がこれだよ。
　すみません、ぐだぐだ語りだしそうなのでこのへんで自重します。
　村紗可愛いよ村紗。

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