比奈森

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2024/11/23(土) 22:19:19|
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こういう村紗がある一方、ぬえとキャッキャウフフしたり聖にベタベタな村紗も好きである。

　うむ、ここ最近は素晴らしくやる気が出ない。
　五月病なのか燃え尽き症候群なのかうつ病なのか、それすらも私の自律神経では解明できないのだ。

　流行りのサークルは嫌いですか？

　ところで来る６月１日はうちの大学の創立記念日で特別休講なのですよ。
　その機会を利用して先輩とともに出雲の方へドライブへ行こうかという企画が持ち上がっております。私としても久しぶりに足立美術館や出雲大社、立久恵峡などへ行けるかと思うと吝かでもない。時間が許せばイングリッシュガーデンにも行ってみたいしね。

　まぁそんなことはどうでもいいとして、村紗って燃え尽き症候群キャラだというイメージが少し前から私の中で定着しつつある。
　全体的に薄幸少女なのはたぶん間違いないよ。
　なにしろはるか昔に乗っていた船の沈没で溺死したし、その後も舟幽霊になったくらいだから残した未練も相当なもの。躍起になって他の船を沈めまくっている間にいつの間にか力を得て妖怪になって仕舞には聖に討伐（というか懐柔）される始末。
　確かに聖のくだりでは救われた感があるけど結局、多くの人の命を奪って手に入れた自分の力と言うものも、聖が封印されるときには何の役にも立たずにそのまま地底の底へ埋葬され、千年くらいの長い時間、後悔とか自責とかで七転八倒の狂気を味わった後、どうにか間欠泉の騒動に紛れて聖を救出。
　まぁこのくだりもエエ話やなぁ～、っと思っていたら船は命蓮寺になって船長のお役御免ときましたか。

　つまりですよ？
　聖救出にあたって村紗は最前線で活躍して、終わってみれば彼女の存在する理由も終わっていたという、そんな残念なオチが待っていたということです。
　あぁなんてかわいそうな村紗。

　セーラー服にアンカー装備の船命！　みたいな彼女から船が奪われ、舟幽霊であるというのに幻想郷には海がない！
　そのうえ長い悔恨の果て抱いた聖救出のため、片道分の燃料しか積まずに魔界へ突撃した彼女の姿勢にはもう、聖を助け出すという最終目標も達成してしまっていて、それ以上自分の活路を見出すことはできないんだと思います。
　この状況、燃え尽き症候群にならないはずがない。

　毎日寺の縁側に座って、一日中何をするわけでもなくぼうっと空を見上げ、ご飯のときもお風呂の時も常に心ここにあらず。眠るときは死んだように眠って、眩しい朝の光に照らされて目を覚ませば、まずはじめにため息が出る始末。
「ここはどこ？　私は誰？　聖を助け出して船を失った今、私は何をすればいいの？」
　そんな自問自答の毎日。
　寺の面々に気遣われれば作り笑顔で大丈夫と手を振っても、誰もいなくなると重苦しいため息しか出てこない。
　今いる幻想郷はとても平和で、とても優しくて、でもそんな優しさや穏やかさに対して、村紗はどんな顔をして接すればいいか分からない。
　おおくの人妖がそれぞれの個性を気兼ねなく見せながら暮らすその世界は、かつて聖とともに夢見た世界に限りなく近いのだけど、今の自分に皆のような個性があるかと言うと、もうない。何もない。全て投げ打った。
　その結果が今、この幻想郷での暮らしなのだから、それは村紗にとってこの上ない幸福であるはずだ。
　聖のために、聖とともに思い描いた夢は、もう叶った。
　だったらもう今の村紗に思い残すことなどない。残しているものなど、何一つない。
　新緑に萌える山間へと夕日が落ちて行くのを、いつものように寺の縁側で眺めながら、村紗はつぶやく。
「死にたい」と。

　ふふふ、鬱な妄想ってのはいいもんだ。
　でも実際、彼女はそういう寺にいる他の面々とは違う立場に立たされていると思う。聖救出の前と後では随分自分自身の変化というのも大きいだろうし。
　まぁいいや。どうでもいいや。
　しかしそう考える一方で、思い残すほどの思いのない世界に生きることってのは本当につらいと思う。
「何かをしなければならない」という思い、あるいは脅迫観念があるからこそ生きていられるんだよ。
　半分自分を脅して生きているようなものだよね。

大山に寄ったとは言え、ガソリン減りすぎじゃね？　インチアップのせいなのかー！

　頑張りすぎるのもどうかと思うけどね。頑張って良かったと思える結末が待っているならいくらでも頑張れるもんですよ。

　そんなわけで昨日は広島で開催された東方瀬戸祭にサークル参加してまいりました。
　去年のるなフェス３を彷彿させるこじんまりとした会場と規模で、参加する側としてはかなり力抜いて楽しめました。
　ただ、島中の通路が狭すぎて大渋滞が発生していたのが気になりましたが……。

　また、一般参加者の方々からお声かけいただき、非常に楽しくて励みになる時間が過ごせました。色紙をお持ち帰りになられたお二方はおめでとうございます。一応、ここで掲示させていただきますね。

　描いたのはこの二人です。

　天子描くの久しぶり。単純なバストアップのイラストだけど、結構苦戦しました。

　やっぱり村紗。

　今、ちょっとしたイラストの粗を発見してしまった。まぁ今更遅すぎるな。

　お留守番任せた人に聞けばスペースに飾って置いた柄杓に反応した人が結構いたらしいですね。
　あれ、一応伏見稲荷にある神具店で購入した、神社の備品ですよ。その質感や作り込みに関してはホームセンターにあるプラ製のものとは桁違いです。

　んで、色紙ですが先になくなったのは村紗の方でした。
題名付けるなら『やさぐれ村紗』。舟幽霊時代の性質の悪さが際立っていると個人的には気に入っているんですが、身内の反応はいまいちでした。でも先になくなったってことは需要はあるって解釈でいいんですよね？

　そのほか、会場内で色々な人と交流できたのも良かったです。最後の方は気分転換に休憩スペースでラノベ読んでましたけど……。

　帰りは広島のトラやメロンによって、その後、広島市の北の方にあるループ橋を撮影して帰りました。
　とりあえずものすごく疲れた。今も疲れはとれておりません。
　これ、再来週は滋賀と福岡に行くんだよね？　限界が見える。

　そういえば長野の御柱祭で柱が倒れて死傷者が出たというショッキングなニュースを見たんですが、これが初めてではないですよね？
　あれだけデカイ柱なんだから過去に何度も大事故を起こしているはず。
　本当なら怪我人が出ちゃダメだし、死者が出るなんて以ての外かも知れないけど、そういう危険なお祭りであるという認識は大切だと思う。
　再発防止に取り組むのはまぁ普通としても、まさか今後、祭事のやり方を検討し直すなんてことにはならないよね？
　

生活費がすでに底を尽きているという事実を、今の私は理解していないようだ

　久しぶりにいい天気になりました。でもまだ肌寒い。

　なにしろ昨日は４月も目の前だというのに雪が降ってきましたからね。スタンドのバイトは死ぬほど寒かった。
　おまけに、頼りにしていた副店長がお休みだったので、せっかく届いたタイヤを組んでくれる人がおらず（私にそこまでのスキルはない）、結局まだ履いていない。
　しかしなんだよプレイズ。めちゃくちゃ高いじゃん。仕入価格で１４０００円を超えているってどんな？　一本だよ？
　こちとら五日前に外装パーツを衝動買いしたばかりだっていうのに、イジメだろ。っていうか見積もり出してればどうにかなったんじゃね？　と思った方は残念。最初に「これが欲しい」と思ったものは、それに勝るものが出てこない限りは断念しない頑固でがめつい性格をしているので、たとえ高いと分かっていても「これが欲しかったんだからこれでいいんだ！」って言って購入に踏み切っていたことでしょう。
　ダメすぎる私。

　そう言えば昨日、本屋に行って痛車グラフィックスを買いました。知らなかったら今年の一月に刊行されていた分を買っていなかったらしく、最新号と併せて３０００円が吹っ飛びました。
　明後日実家に帰る予定なのにガソリン代が……。

　さて、ありがたいことになんとあの方からｗｅｂ拍手をいただきました。

　３月２９日　２３：３４
　＞大変遅くなってしまいましたが、例大祭お疲れ様です。碧弐の伊呂波の伊造と申します。イベントではわざわざ来ていただいてありがとうございます。新刊の方は楽しく読ませて頂きました。またどこかのイベントでご一緒した際はよろしくお願いいたします。　関係ないのですが家から”久御山ジャンクション”まで徒歩15分です。

　ありがとうございます。っていうかこちらから何のアクションも起こさず申し訳ありません。スケブを描いていただいたにもかかわらずこの体たらく！　自分を日本刀でぶった切ってやりたい気分です。うちの新刊ですが……楽しんでいただけたようでうれしいです。無理してないですよね？
　伊造さんの新刊も読ませていただきました。妖怪五月病は私のツボでした。何の話か分からない人は是が非でも買って読むべきです！　たった三コマであれほど笑わせてくれるとは半端ないです。
　そう言えば宇治の辺りに住んでおられるとか。私の親戚も平等院の近所に住んでいるので、今度実家に帰るときはあの辺の観光に行こうかな？
　またどこかのイベントでご一緒したときはよろしくお願いいたします。

　あ、イベントで思い出しましたけど、今日ポストに東方瀬戸祭のサークル参加案内が届いておりました。無事に受かっていましたよ。
　スペースはＣ６です。参加は８４サークルくらいですね。
　地方イベントらしくのんびりまったり楽しみましょう。
　頒布物は例大祭の新刊とおなじみのジグソーパズル、あとは紅楼夢のときのヴォーカルアレンジＣＤくらいでしょうか。
　あいにく今は小説の方にかかりっきりで新刊を創る余裕がありません。
　代わりに何か色紙のプレゼントとかやるかもしれません。時間があれば。

例大祭が終わった。今年度ももう終わりだ。

　お元気ですか？　比奈森妙考です。
　そんなわけで例大祭７はお疲れ様でした。

　今回、初めてオフセット本を作ることができ、また、同人誌を買いあさることの喜びを興奮を心から感じることのできる、良いイベントでした。
　村紗のサークルカットが並んだ島中を、片っ端から買ってまわったときの爽快感といったらもうありません。

　そんなわけで今回も謝辞とかその辺をば。

　　　VAGUEDGE　　　Ｈｕｌｌさん
　原稿作業を手伝ってくれてマジさんくす。背景とか効果とかロゴデザインとか色塗りとか、いっそのこと筆者名をＨｕｌｌに変えても良かったんじゃなかろうか。
　っていうか手伝っていただいたその辺も勉強していかないとダメだよな。色塗りは特に今後の課題。画力向上は、永遠の課題。無理難題。

　　　某山陰国立大学文芸部　　　代役先生
　往路の運転はお疲れ様でした。久しぶりのマニュアル運転でいきなり高速走行は鬼畜かと思いますが、さすが運転そのものには慣れてらっしゃいますね。一つ言わせていただくならば、高速での車線変更時は、ハンドルを意識的にきる必要はないです。現行デミオですから安定感のなさ的な意味で危ないです。
　それから売り子やスペースの設営のお手伝いもありがとうございます。事前の入念な打ち合わせに沿った頒布物買いあさりの分担作業は非常にありがたかったです。

　と、まぁ今回は身内以外でのかかわりがあまりなかったので、この辺で。

　それにしても例大祭の復路は地獄だった。
　首都高の渋滞を抜けて中央自動車道に入って、石川ＰＡから八ヶ岳ＰＡと休憩を重ね、高速道路を走っていると、いずれ強烈な眠気に襲われたときに危ないということで諏訪ＩＣで下道へ。
　諏訪のガストにて晩餐を行った後、御射宮司祭でお世話になった、すわっこランドで一湯浴びようかと思ったら閉店してた。
　しかたなく諏訪を出て松本から国道１５８号線で高山へ。ここの松本～高山間の旧道がスーパー11連続ヘアピンで楽しいのに、冬季閉鎖とかで入れず、有料道路に廻されてしまった。
　高山からは岐阜市に向かって156号(確か)を走り、白鳥ループ橋近くのコンビニで休憩。
　国道21号線に乗り換えて関が原へ。
　車内に乗っていたのはＨｕｌｌさんと石斑沢と私の三人でしたが、生存しているのはもはや私のみ。その私も既にビックサイトを出発してから12時間経過しており、体力・気力ともに限界をとうの昔に突破。
　その状態で前のトラックについて走っていたらいつの間にか長浜方面の自動車道に乗せられており、やむなく琵琶湖を反時計回りに回る羽目に。
　ここで眠気が爆発。コンビニによってリポＤを一気飲みするが、安曇野にて再び抗いようのない睡魔に襲われ、道の駅にて一時間半ほど仮眠を取る。
　朝の９時になって目を覚まし、出発。ようやく他の二人が起きる。

　ここで驚かされたのは起きたと思ったＨｕｌｌさんが再び眠ったことだ。走行中の車内での睡眠とはいえ、あれだけ寝てまだ寝るというのか。畜生。
　結局、朝の１１時ごろに私の実家に到着。
　走行距離はおよそ１４３０キロ。消費ガソリンは約８０リッター。最高時速は１７０げふんげふん。
　移動時間は２８時間くらいだと思われます。そのうち私が運転したのは２６時間くらい。
　過労死してもおかしくないのではないでしょうか？

　おまけに帰路の運転中は例によって、激しい寂寥感と軽い鬱、さらに後悔のようなものも混じって現在も気分はローダウン。
　しかも実家では勝ち取った同人誌を、親が怪訝そうな目で見るので非常につらい。体的にはリラックスできるけど、精神的には完全なリラックスができないようです。

タイトルは東方夢幻行とかでどうですか？

　ここんところ、いろいろやっているように見えて、実は何もやっていない。
　とりあえずホイールとタイヤの狙いは定まった。やや予算オーバーしているが、支払いについては買ってから考えよう（ｴｯ！）

　そろそろオフセ本の計画を推し進めようかと思うけど、どうにも腰が重くて動けず。
　でもさすがにこれではいかんと思ってペンタブを手に取る。
　そこでふと思った。「そういえば最近、絵を描くと村紗かぬえしか描いてないな」
　ってわけで何か他のキャラも描こう。
　でも、そうなるとなぜかいつも霊夢を描いてしまう。何か他のキャラ＝霊夢という式が出来上がっているようです。

　失礼。博麗霊夢じゃなかった。ハク（白）レイをコク（黒）レイにして遊んでみたかっただけ。
　想起『虚しい空想世界』

　例えば劇場版東方プロジェクトという企画があったとすると、その物語のラスボスはこの黒麗霊夢なのです。
　幻想郷に人々の暗黙のうちに存在する恐怖を引き出して具現化するナイトメアが現れた。ナイトメアは、郷の人々の「もし神社の巫女が妖怪に肩入れするようになったら」や、妖怪たちの「もし霊夢が本気で妖怪退治を敢行してきたら」という普段表には出てこない恐怖を集め、満月の夜にそれを具現化する。
　そうして生まれた黒麗霊夢は、空想の恐怖を現実のものとすべく動き出すのである。

　……そんな空想。それなんてメルティブラッド？

　まぁあれですよ。ダークヒロインってカッコイイよね。あと個人的には花映塚の霊夢２Pカラーや緋想天の２Pカラーの霊夢がカッコよすぎて鼻血。
　っていうか、２Pカラーフェチなんだと思う。
　ちなみに気付いた方もいるとは思いますが、この絵のポーズは、特に案もなかったので「上手い人に習え」ってことで壁にかかっていたタペストリーを見ながらやりました。
　服装はやや悪そうな雰囲気が出るようにアレンジしてみましたが、微妙ですね。アレンジされたポイントが微妙です。
　あと、祓串（お払い棒とか呼ばれているやつ）はタペストリー通りだと違和感があったので変えてみたのですが、祓串としては間違っていないみたいですね。
　一応、私も祓串を作ったことがあるので（コスプレ用とかじゃなくて、本物の神社の祭事に使用されるものをお手伝いで作った）、その記憶のとおりにやってみたのですが、神社によって違うのかな？　それとも用途によって変わるのだろうか？

　とりあえず、このイラストから普段の霊夢とは別人のような感覚を得てもらえると、描いた甲斐があるというものです。本来なら髪の色とか、色塗りに関してこだわってみようと思ってたんだけど飽きた。
　ま、私がちょっと本気を出せばこれが限界ですよ。ヨユーですよ。ハハハ。

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